ラジコン用のバッテリーは大きく分けて4種類あります。 「ニッカドバッテリー」「 ニッケル水素バッテリー」「リチウムポリマーバッテリー」 と「 リチウムフェライトバッテリー 」です。それぞれ特性が違います。

安全面と扱いやすさを考慮すると初心者におすすめのバッテリーは、「ニッカドバッテリー」と「 リチウムフェライトバッテリー 」です。
入門には持ってこい!ニッカドバッテリー(ニッケル・カドミウム蓄電池、Ni-Cd)
「ニッカドバッテリー」の価格を見るには下記ボタンより。
比較的安価で入手出来て、初めての方にはもっとも扱いやすいバッテリーです。注意点は、使い切らずに充電を繰り返すと寿命が短くなります。スマホ感覚の継ぎ足しで充電するのはやめましょう。できるだけ使い切ってバッテリーの温度が下がってから、満充電する方が長持ちします。(メモリー効果)
遊び始めてから、何か用事ができて電池を使い切れなかった場合は、「放電器(ディスチャージャー)」を使ってバッテリーの残量をあえて空っぽにしてから充電するとバッテリーの寿命を永く保つことができます。
容量が多いバッテリーは遊べる時間が長いですが充電する時間も長くなってしまいます。そのため充電器については、短い時間で充電可能な「急速充電器」がおすすめです。ただしバッテリーの種類(ニッカド、リチウムなど)によって充電器も変わりますので持っているバッテリーの種類を確認して対応したものを買ってくださいね。
ニッカドバッテリーに使われているカドミウムは毒性があり体内に吸収された場合、腎臓に悪影響を及ぼします。公害病として有名なイタイイタイ病の原因にもなりました。
JBRC(小型充電式電池のリサイクルを推進する団体)のサイトからお近くのリサイクル協力店、協力自治体が確認できます⇒コチラ。使い終わったバッテリーをリサイクルすると環境に優しいですね。
(上から急速充電器、バッテリー、放電器)

「放電器(ディスチャージャー)」の価格を見るには下記ボタンより。
「ニッカド用急速充電器(チャージャー)」の価格を見るには下記ボタンより。
ニッカド電池の充電方法についてよくわかる動画です。
バッテリーの進化系!リチウムフェライトバッテリー(Li-Fe)
「リチウムフェライトバッテリー」の価格を見るには下記ボタンより。
ニッカド電池に比べ価格は高額ですが、繰り返し長い年月使えます。注意点は、電池を使い切ってしまうと寿命が短くなるため、遊ぶ時間を決めて使い切らないようにした方が良いです。ニッカドバッテリーに比べて電圧が6.6ボルトと低めなため、ラジコンカーの最高速度は少し遅くなります。ニッカドバッテリーに比べて短い時間で満充電ができます。充電はスマホ感覚で、使用した分だけ継ぎ足し充電しても大丈夫です。
リチウム電池と聞くと、発火や爆発などが心配です。この電池は出来る限り発火や爆発などの危険を避ける設計がされています。
ニッカドバッテリーは長時間放置していると、自然と電池の残量が減っていきます(自己放電)が、リチウムフェライトバッテリーは、ほとんど減っていきません。安心して遊びたいときに遊べますね。
JBRCのサイトからリサイクル協力店、協力自治体が確認できます⇒コチラ。使い終わったバッテリーをリサイクルすると環境に優しいですね。
充電には、リチウムフェライトバッテリー専用の充電器を使います。

「LF-6.6V バッテリーAC充電器」の価格を見るには下記ボタンより。
悩む?ニッケル水素バッテリー、リチウムポリマーバッテリー
- ニッケル水素バッテリー(Ni-MH)は、保管方法が難しいので、初心者にはおすすめしません。
- リチウムポリマーバッテリー(Li-Po)は、充電方法と保管方法が難しく発火の危険性もありますので初心者にはおすすめしません。
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