電動RCカーとは、電動Radio Controlカーを略したものです、ラジコンカーともいいます。ラジオは高周波を意味するもので、コントローラーとラジコンカー本体を無線で接続して、走らせたり止めたりすることができます。カーブを曲がるときにはタイヤの向きを変えることで動作させます。車体内部には受信機とギアー、モーターなどの部品が搭載されています。
ラジコンカーの仕組みは大きく分けて5つあります。プロポ(送信機)、受信機(レシーバー)、サーボ、スピードコントローラー(ESC)、バッテリーです。
プロポ(送信機)と受信機、サーボの役割について。
電動RCカーは、2チャンネルのプロポ(送信機)を使いますが、主にホイーラータイプの送信機とサーボ1個、スピードコントローラーと受信機を組み合わせたものです。
- 「2チャンネル」とは、同時にできるできる操作が2つという意味です。ラジコンカーでいうと、スピード調整とステアリング(ハンドル)の2つの動作を同時にできる事です。
例えば右に回る場合、プロポ(送信機)のハンドルを右に回します。プロポから「右に曲がれ」という信号が受信機に送られてきます。受信機とサーボは連動していて、送られてきた信号を元にサーボ内のモーターが作動します。それにより前輪が右に傾き、走っているラジコンカーは右に回ります。
プロポ(送信機)
プロポについてはコチラで詳しく説明しています。
受信機(レシーバー)
サーボ
スピードを出したい場合は、プロポのスロットルを引きます。プロポから「スピードを上げろ」という信号が受信機に送られます。受信機とサーボは連動していて、送られてきた信号をスピードコントローラーに引き継いで、駆動モーターの回転数をコントロールします。ラジコンカーのスピードが上がります。
サーボの仕組みがよくわかる動画です。
スピードコントローラー
スピードコントローラーは、マシンのスピードを制御するもので、モーターに対して電気を流す時間の長さを電気的に調節しながら速度を制御します。低速時には電気が送られている時間の割が少ないけれども、高速になるに従い電気量が多くなり最速の状態は常に電気が送られることになります。ちラジコンカーの最高速度を上げるために、ハイパワーなモーターを使う場合にはそれに対応する仕様を持つスピードコントローラーが必要です。モーター交換するときにはスピードコントローラーの仕様についても確認が必要です。
スピードコントローラー(ESC)
バッテリーについて
電動RCカーは、モーターの回転により低速や高速を作り出す仕組みを持ちます。モーターは直流電源で駆動するもので、電力供給は走行用のバッテリー(蓄電池)を使っています。初心者向けのバッテリーとして有名なのが7.2V(ボルト)ニカドバッテリーです。1.2ボルトのニカド電池が6本直列となり合計7.2V(ボルト)でモーターを動かします。
バッテリーについては、コチラで詳しく説明しています。
初心者向けに、おすすめのプロポ(送信機)、受信機、サーボ、スピードコントローラー(ESC)、バッテリーを説明された動画です。
このページを見て頂いてありがとうございます。